捲土重来2

アラフォー手前社会人オタクのマルタ留学記録

留学中⑩英語の習熟記録3

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たった2ヶ月、されど2ヶ月。留学を経て何が変わったのか。英語は聴く力より伝える力が求められる。しかし聴く力を鍛えないと生きたフレーズを掴み取ることが出来ない+状況に合った単語はどう組み合わせたらフレーズが作れるのか。という訓練をしてきたのだな、という感じ。つまりどういうこっちゃなので洗い出してみます。

 

英文への慣れ

サクサク読めるようになった!とかは全然ないですが、ちょっとした説明も読む気が起きず目が泳ぐというか、プリントなどの単語を眺めていると脳が疲れて認識が出来なかったのが来る前~到着した頃。(アルファベットが図形のようだった。よくそれで留学したな??) そんな頭でも1ヶ月半ほど経過したあたりで何となく慣れてきました。もはや帰国するちょっと前くらいです。30代の記憶力なんて現実はそんなもんでしょ?こちとら10代じゃないんだ。懐に余裕さえあれば3ヶ月~半年滞在したかったなと思います。

 

耳の慣れ

留学まで英語のラジオをヒアリング練習のつもりで聞き続けていましたが、今思うと内容は入ってきていなくてスピード感に耳を慣らしていただけでした。代わりに耳が慣れてきたのは文字より少し早く1ヶ月超えたあたりです。意味は朧気だし理解できたとは言い難いけれど、一応大まかな単語は拾える。知ってるアニメを英語で見たらセリフを聞き取れたり、日本で海外ニュースを聞いた時に日本語翻訳の裏でうっすら聞こえる英語を拾ってそっちで意味が理解できる感じ。そんなもん、日本でいても向上したのでは?という気がしないでもないけれど、しないから行ってきたんです。

 

脳内翻訳の向上

英文を読んだりヒアリングしてる時に (脳内で訳す意味が正しいかどうかは一旦度外視し) SVOだのはあまり意識できていませんが、習慣化したフレーズが染み付いたことで、文章の組み立てバリエーションがざっくりインストールされたと思います。これは滞在中に感じたというよりも、帰国してから使う英語で実感できました。ちょっとしたメールのやり取りとか、ほとんどニュアンスの域ですが to や for に at 、on 以外に that 、when などをいつ挟んだらいいかを以前よりは素早くイメージできるようになりました。そして、その組み立てに間違っていようがとりあえず文章のようにする自信がついた。言わないより言う方が大事なので、多分カタコトの日本語をしゃべってる感じなんでしょうね。
会話をしている間に自分が言いたいセリフに使用する単語の検索スピードと、且つ文章に編集して組み立てるスピードが速くなった感じです。処理速度が向上しました。やっとISDNからADSLくらいにはなったんじゃないですか?一番遅い回線だけど。

 

ロールプレイングの結果

初対面の人との挨拶~自己紹介会話を2ヶ月繰り返し、どういう時にどういうセリフがあるか、どういうリアクションがいいか実践し、先生から提示された引き出しのうちせいぜい3つ4つくらいしか馴染んでないですがそれでも多少場を持たせられるようになりました。フレーズだけ繰り返してもダメだし、実際の会話を想像出来ないと会話を広げることもできないです。
代わりに実際の会話は脈絡なく内容が飛ぶし、単語で成立もするし、話の途中でツッコミも入り、話の方向も変わることもあります。だが、そこでびびってはいけない。負けじと広げる。何度でも言えるが間違っていても俺は話すぞ!という気概を身につけた。英会話教室で私が掴めなかったものでございます。