捲土重来2

アラフォー手前社会人オタクのマルタ留学記録

留学中④マルタ生活~環境~

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社会環境や生活環境などについて感じたことです。段々、前置きが短くなってきました。なんとか今日で10日休まず書けてる!ギリギリだけど!

 

施錠について

マルタの鍵は癖があるというのをブログで見ていたのですが、本当に癖があって、これ進研ゼミでやったやつだ~!的な気持ちになりました。基本的に左周りで解除、右回りがロック。しかも一回フェイントのようなものがあります。欧州はそういうものなんですかね?違和感に馴染むまで数日費やしました。でも部屋の扉と鍵の構造は日本より重くて頑丈に見えました。
自室はテンキー式でしたが、テンキーなんて職場で私用している某社のキーパッドみたいなテンキーしか使ったことがなかったので液晶デジタルなテンキーが超ハイテクに感じました。

 

野菜不足がちというが…

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パスタやピザばかりになると栄養不足になるから積極的に摂ると良いという記事を見ましたが、元々自炊率が高くないパン、ピザ、サンドイッチ、簡易麺もザラだった私みたいなのからしたら、日本でもよほど食事に気を使っていたり、家族の食事を用意する立場でなければ食事が変化したという気はしないのでは?
日本のスーパーで見かけるカット野菜なんかもよく売られています。量が半端ないですが。野菜なども鮮度は日本と変わらないのに消費が追い付かず、食べきれなくて処分してしまい心が痛みます。これは日本でも時々やらかしてました。
途中からサラダボウルを食べるようにしたんですが、サーモンやチーズ、ソバなんかが添えてありながら量が半端ないのでそれだけで軽く1食まかなえてしまいます。

 

交通ルール

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悪くないが良くもない印象です。縦列駐車がそこかしこにされていて、止める様子を見る限り高レベルです。スッと入って何度も調整などせず収まるので簡単に見えますけど、めっちゃ技術高い。という話を他の国の友人にしたところ、普通だけどな?というリアクションをされたので、日本がどうとかではなく関東で電車しか使わない身としては驚きました、というだけです。
街はちゃんとした歩道は歩きやすいですが住宅街やちょっとした裏道などの信号機はおろか横断歩道もないところでは、歩行者は己が感覚を研ぎ澄まして信号無視スキルを発揮してください。日本でやったら褒められたものではないですが、待っている人間に道を譲ってくれることはほとんどありませんから。信号 がないところでは車のスピードを確認しつつ横断する意思を強く持ってください。友人からアドバイスで (アジアなども同じらしいのですが) 下手に飛び出しては危険なので走って渡ろうとするよりちゃんと歩いて渡り、歩行者アピールするほうが運転者側がスピード調整し易いとのことです。当てにしすぎも危険なので確認はしないといけないですが。

 

バス 

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乗車券は€1.5で2H乗り放題ですが、バスの種類によっては急行で€3のものもあります。急行は乗り放題ではなく買い切りです。
時と場合により急行を使ってもいいと思います。
運転手の技術運転がどうこうではなく、そもそも道が荒れています。ちょっと遠出する際に後部座席に乗ってしまったら物凄く揺れますし、一区画が短い鈍行のため頻繁に止まったり動いたりの繰り返しです。窓は日本のように細かく開けることが出来ず空調は当てにならないです。路線によってはカーブが多く、唯一の公共交通機関なので混み具合により時間も掛かります。
ですから車酔いには十分注意してください。
場所によっては急遽降りたら次がいつ来るのか保証もないですし、近くにコンビニもないのです。体調管理と時間は気を付けるだけ気を付けてください。バスはスリを警戒するようにとありましたが、そういう面からも余計な要素を減らしておいた方がいいですね。空いている時は日本とあまり変わりませんが、混んでいたりするとやはり警戒して損はないかと。

 

金銭について 

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お土産を除きストレスを感じない程度かつ自炊も少なく適宜外食を取り入れ、消耗品や足りなかったものを現地調達したりしたので比較的消費していた方です。ユーロのタイミングにもよるので物価は安い安いというほど安くは感じませんが、それでも全体的に安く済んだとは思います。

ちなみにユーロの現金支払いに慣れていなかったので、初めのうちは€2硬貨が非常に厄介でした。ポンドでも苦しみました。セントの存在も非常に厄介で、釣銭で出てくると溜まる一方で嵩張りました。

一番、想定外に使ったと感じたのは交際費による食事や飲み代です。自分がお酒に強くなく、食にも関心が高い方ではないので出費は元々控えめですが、親しくなるとどうしたって飲み会や食事代が掛かります。
色々体験して今後旅行することがあれば、ユーロは安い時に貯めておくのが良いということを学びました。ユーロが消えることはまずないですし!
ちなみに服屋で生産国を確認したらメイドインチャイナはむしろ少なくて、エチオピア、ターキー、スリランカ、カンボジア、ベトナム、バングラデシュ、パキスタンなどをよく見掛けました。日本にいたら中国製が多い印象ですが、世界の動きを垣間見た気がします。