捲土重来2

アラフォー手前社会人オタクのマルタ留学記録

留学準備④持ってくれば良かったもの

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もとい「現地調達してしまったもの」「他人が持ってきていて良さげだったもの」です。万人が同じように考えるとは限らないですが、いつか再び海外に行くことがあったら思い返したいです。今後留学を検討している方には参考になればと思います。
基本的に現地でも買えないもの、というのはそんなになく。現地で探すことの労力やクオリティとコストを考えると日本の100均やドンキなどで購入するのが手軽です。
※意見には個人差があります。

[前提]
・渡航時期は秋~冬
・滞在期間は2か月
・ルームシェア
・女
・オタク


衣類など

サングラス:芸能人ごっこをするのに使います。というのは冗談で、日差しが強い国を観光する時は必須です。マジで眩しいです。現地で購入すると安くて€5くらいからです。
足首ウォーマー:重ねて言いますがマルタの冬は寒い。エアコンはあれども、コタツのようなものやヒーターを留学設備には求められません。
三段ハンガー:ハンガーは正直もっとあっても良かったと思ったので、スペース活用するには3段くらい欲しいです。

 

バスルームアイテム

デオドラントシート:現地調達できますが、長時間のフライトや夏でなくても毎日お風呂に入れるか謎なので持っておくと便利だと思います。
シャワーを任意の位置で固定する道具固有名詞がわかりません!シャワーが使いやすい位置にあるとは限らない、ということを知りました。毎回微妙に自分が微調整して入る風呂は不便極まりないです。
フック付吸盤:私はルームシェアでしたが、人数分のタオルを掛けるスペースはないですし、あっても譲り合えるとは限らないです。もしフック付があれば自分で作れたのに!と思いました。
歯ブラシ立て:適当な場所に素置きや立て掛けるのを回避できますし、自分の位置を確立できます。


生活用品

ブランケット:あまりに寒くてついた2日後に買いました。ただ、もう少し英語力があってうまく交渉できていたら買わなくても済んだかもしれないです。
クイックワイパー:先に帰国する友人からありがたくも引き継いだのですが、床掃除にめちゃくちゃ活用しました。マルタは床が石なので物凄いなめらかに使いこなせます。ぜひ海外シェアも狙ってもらいたい。
折りたたみ式の棚:ちょっとした棚が欲しい時にサクッと置けると超絶便利です。探せば現地にありそうですが、手間や労力を考えたら持って行った方がいいです。
小さい目覚まし時計:目覚まし時計でなくてもいいのですが、部屋に時刻を視認できるものが欲しいな…と私は何度か思いました。
有線イヤホン:Bluetoothは充電が面倒くさい。
防水スマホカバー海に行く時は防水対策してください。約束だ!
スマホリングかストラップ:ブルーラグーンを見に行った時に防水も含めて、めっちゃ舟が揺れて、濡れる恐怖と同時に落とす…というか吹っ飛ぶ恐怖を感じました。渡航先でアクティブに観光予定なら首から下げるのが一番です。
ソーイングセット:仮に持っていったところで、今回の留学では使わなかったんですがあるに越したことはないし現地で探すのが大変そうです。

 

キッチン周り

ほうじ茶:緑茶や紅茶はいくらでも手に入りますが、ほうじ茶だけは持って行かないと滅多に入手できません。
和風のパスタソース:ほうじ茶しかりパスタソースは沢山あっても、たらこや醤油ソースはないです。
ゴマドレッシング:現地に行ったら現地で探したら?のスタンスではありましたし、ドレッシングなんて沢山あるだろう、って思うじゃん?ゴマドレッシングは全然ないからぁ!恋しくなりますからぁ!そして日本のゴマドレッシング超うめぇからぁ!
レトルト食品:ちゃんとした自炊でなくてもカレーとかどん兵衛とか味噌汁はあると大変楽というか節約というか、少し日本食が恋しくなった時に気を紛らわせられます。
タッパー:現地で調達できますがスペースに余裕があるなら持参をオススメします。お菓子や保存食、自炊した残り物など色々ストックできます。
激落ちくん:コップの汚れ!コンロの汚れ!シンクの汚れ!が気になったときに使いたくなります。
スポンジ:2ヶ月くらいなら現地で購入するより100均で買っていく方が安かったです。※マルタの場合
スポンジを固定できる吸盤など:素置きが気になるならご検討ください。
タンブラー:大きめのを1つ持っていると何かと重宝します。密閉がしっかりしてるなら水筒代わりにも。
ピーラー:自炊するなら持っていけ!!
レンジ用炊飯器:鍋でも米は炊けますが、あれば本当に便利だと思います。日本米が恋しくならない自信がある人以外はご検討ください。
計量カップ:以外と盲点になりますが米を量ったりするときに、あれば良かったと悔やみました。
プラスチック製食器:耐熱でワンプレートでいけるようなものがいいと思います。
巻きす:必然的に海苔も必要になります。手軽に!日本食を作れる。何より現地の日本食屋で散々食べました。米さえあれば自分で作れる海苔巻きはいい。
ふりかけ:上に同じく米を炊く前提になります。米を炊くなら、サクッと味の付く白米にできるふりかけやお茶漬けふりかけなんかは便利ですね。お茶漬けふりかけならパスタに敢えてもいけそうです。

 

文房具 

仕分けファイル:思いのほかプリント配られたので管理用で現地で買ってしまいました。
封筒や紙袋:人に手紙などを渡す時に使えるかもしれません。
和風なポストカードや栞:ちょっとしたおみやげにいいかもしれないです。

 

その他

・ウノかトランプ:なぜ持ってこなかった。ボードゲームを交流に使ってみたかったです。
充電ケーブル:何が起きるかわからないのでストックとして。そして日本製を信じましょう。
チェキ:あればきっとウケがいいんじゃないか?と思いました。
キーホルダーなど:滞在先の鍵などの目印に。私は持参したお守りを括りつけていましたが、キーホルダーを途中のトランジットや自分用にお土産で買っても良かったかも。
ネイルシール:私はネイルに興味はないのですが、知り合った女性は高確率でネイルをしていたので、プレゼントしたらウケるんじゃないかなと思いました。
現金:カードが主流だと煽られるのでカードを準備していったけれど、現金も普通に使います。

留学準備③持っていく上で悩んだもの

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アイキャッチの写真はドイツの空港のトイレです。流石ドイツのトイレは洗練されていて無駄がないなと思いました。
さて「持っていったもの」で挙げた大半は、言うても一般的に持っていくものか、あると便利なものを一通り調べた結果ちゃんと持って行ったものです。
持っていくべきかギリギリまで悩んだものとその結末について語ります。

 

PC

結論としてPCは持って行きませんでした。重量も考えたらどのみち厳しかったんですが、3ヶ月滞在するとしたら頑張って持っていったかもしれない。1ヶ月なら確実に不要だけど2ヶ月とはなんと半端な期間だろうか。
日夜息を吸うようにアニメを視聴しMMDを視聴しているし、時には審神者や司書をし、何かしらのクリエイティブ活動をしているオタクにとって切っても切れない相棒と思っていたので、PCはアイデンティティに関わるのに置いていけるのかと不安でした。
逆に持って行くことの不安もあって、現在スタメンのPCは国内で使用を前提にカスタマイズしており、セキュリティを考えたら海外に持ち出したくはなかった。といって、2ヶ月の留学のためにわざわざ新規調達するのコスト的に唸るものです。
散々家電量販店に足を運びましたが、PCでレポートを提出するとか一人暮らしするならば別として、生活する上ではスマートフォンで事足りるのはわかりきっている。PCなんて持ち込んだらそれこそ日本と何も変わらないオタクではないか!と語る真面目に留学を志す自分の声に従いました。ちなみに真面目な自分は留学先で海に沈みます。

しょうもない逡巡の末に持っていかなかった訳ですが、特に不自由はありません。その分スマホを触りまくるぐらいです。私の語学レベルはその必要はないわ。です。

 

タブレット端末

実のところPCは早々に諦めたけれど、タブレットは出発の1週間前まで迷いました。が!これも結果として持って行きませんでした。iPadならば大きさも重さも手頃で、機能的にも買い損にもならないし、ちょっとした液タブみたいなものとして使え、iCloudなどを設定すればバックアップなどもバッチリ。諸事情でiPadを買うのは見送りましたが、もし自分がもう一度留学するなら (iPadでなくても) タブレットは持って行きたいと思います。

 

画材

私は絵を描いて発散するタイプのオタクなので、iPadを欲したのも簡易的なデジタルで絵を描きやすいことが理由です。とはいえライト板もない中でアナログ絵を描くのは面倒だと思っていましたし、そんなに絵を描く時間もないだろうしテンションにもなるまい…紙とペンがあればとりあえず描けるのでその時に考えようと思いました。
が、意外にも時間ができたら手持ち無沙汰で、小さいスケッチブックと色鉛筆などを購入してしまいました。まさかアナログ回帰するとはな。地味に嵩張るとしても絵を描く人は最低限のアイテムは持って行っていいと思います。そして絵を描くスキルはみんな案外受け入れてくれます。

 

携帯ウォシュレット

留学を決める上で私の最大の懸念は「尻」でした。昨今の機能追求そこまでしなくてもいいんじゃないの?的21世紀ハイテクトイレ。というのはやり過ぎにしても冗談抜きで日本のトイレは世界一。私はウォシュレットがなかった幼き頃の生活は思い出したくありません。逆に生まれた時からウォシュレットがあったであろう世代で、留学を決めた方たちはすごいと思います。ないんですよウォシュレットが、世界には。
ウォシュレットがないと軽く痔になる脆弱な尻にとってマジで死活問題です。3泊4日程度ならまだしも二ヶ月なんて耐えられない!と思っていました。
そこで初めて「携帯ウォシュレット」の存在を認識。自動化された水圧ではなく、自力で微調整するのは不安がよぎりましたが、背に腹は代えられない。
当然ピンキリでいいものは1万円くらいします。不安感があっても実際使うか未知数なものだし、性能と尻との相性は別なので、悩んだ割に2千円程度のもので妥協しました。

相当思い悩み、心理的ストレスとなっていたのですが、滞在2ヶ月…思いのほか平気でした。自分で拍子抜けするほどに。
意外とウォシュレットがない状態に耐えられた我が尻ですが、携帯ウォシュレットよりも手頃な控えとしてお尻セレブとサニーナを同行させていました。これが思いのほか役に立ちました。特にサニーナの便利さがやばい。お尻セレブはいちいち出さないといけないけれど、スプレーなので吹き付けるだけ、現地の紙でも大丈夫。回し者のような言い回しですが、ぜひお試しください。

 

フォーマルウェア

留学先ではパーティがどうたら、イベントやお呼ばれすることもあるので1着あれば便利…というのを確かに見掛けました。そしてないよりはある方が良いというのもわかる。半年なら、トランク2つなら一応詰めたかもしれない。だが、2ヶ月だった。そして私はお酒が飲めないのでパーティ (飲み会人) にはなるべく関わりたくない。…結果はわかるね?

留学準備②持っていったもの

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生活スタイルや滞在期間で増減する荷物。事前の情報収集で3番目くらいに調べまくったので、その節はありがとうございましたという気持ちもあり、自分がブログを作ったら必ず載せてやるぞと誓った次第です。
今一度、前提を踏まえて「実際持っていったもの」「持っていってどうだったか」目線で書きますので、もし誰かの一助になれたら幸いです。
※意見には個人差があります。

[前提]
・渡航時期は秋~冬
・滞在期間は2か月
・ルームシェア
・女
・オタク

 

衣類 (ざっくり1週間着回しできる程度)

トップス:基本は動きやすさを重視しました。装飾やデザインが凝ったいわゆるお洒落着洗いの対象になりそうなものは論外。万が一、捨てて帰ることになっても後悔しないレベルのものを。
ボトムス:タイトスカート、スキニーとテーパードを用意したが、テーパードは海外向きではなかったですね。
インナーヒートテックは想像の5倍は役に立ちます。ヒートテックと名の付くものはあって困らない、むしろないとダメ。マルタは寒い。
アウター:ウルトラライトダウン程度では凌げない。マルタは寒い。ガチのコートを買い足すほどに…。とても大事な事だが、冬のマルタは寒い!
防寒アイテム:マフラーは大きめのを持っていきブランケット替わりにも使用しました。
※数着は着潰して捨て帰るつもりだったけど、結局なんやかんや現地でも購入。最初から買うつもりで行くのもありかもしれません。

 

靴・移動中アイテム

スニーカー:主に現地で歩き回る用として。でも安めのVANSなんかを現地で買うというのもありです。
ブーツ:雨には何度か降られた時はブーツ最高です。保温性が高い中敷きを仕込んでおいたのが無駄にならなくて良かった…。
パンプス:いかんせん1000円で買ったヒールなしパンプスは消耗が激しいです。なぜなら、マルタの道はちゃんと舗装されてるところが少ない!少しヒールがあっても履きなれたものを履き潰して帰るくらいで良かったです。
折り畳み傘:結構な頻度で使いました。南国のサーッと振るような雨をイメージしてたら、ゲリラ豪雨+台風レベルのひどい雨で、これなら現地でガチ傘を買ってもいいと思ったほどです。
帽子:出国時にエセ芸能人テンションを味わうために持参しましたが、風が強いことや日差しも強かったのでボチボチ使います。
防寒用中敷き:持っていったというより、仕込んでいったですが。あるなしで全然違うので。

 

バスルームアイテム

シャンプー/コンディショナー:数日分の使い切りサンプルを持参。しかし早々にマーケットでボトル購入してしまったので使うチャンスはあまりなかったです。が、近隣諸国を観光する時に役に立ったので結果オーライ。
歯磨き粉/歯ブラシ圧倒的に日本製がいいので余分に持参すべきです。ブラシのサイズ全然違うから!1ヶ月以上滞在するなら歯磨き粉は旅行用ではなくデイリーサイズで。
歯ブラシキャップ:もし歯ブラシに付属していない場合、持参することをオススメします。地味ですが衛生環境をどこまで信用していいかわからないので、万が一床に落としても安心できます。
タオル:圧縮タオルをわざわざ購入して持参したのですが、正直そこまでする必要はなかったわ。
手ぬぐい:手を拭くための常設用として地味に機能しました。タオルよりも薄手で嵩張らないのも高ポイントです。日本の手土産感覚で持って行くのもありなんじゃないかと思います。
小型シェーバー:可能なら脱毛しておくのがいいですね…。

 

化粧品

日本で使用しているものをそのまま持参しました。化粧水はともかく保湿系は馴染んだものを持っていくべきです。お金に余裕があればファーマシーなどで買うのもいいかもしれないです。スキンケア系はいくらでも手に入ります。往復のフライトが長いので旅行用歯磨きセットも用意しました。その辺のホテルのアメニティなんかを持っていくのでもアリだと思いました。

 

衛生用品

生理用品:シンクロフィット愛用者なので滞在期間 (2ヶ月) は対応できる分を持参。無駄に水に流せるタイプなんかも準備したんですが、流さねーよ!あるよ汚物入れくらい!気を回し過ぎて無駄だった。夜用も愛用しているもので揃えたら、生理用品がスーツケースに占める範囲はでかい!しかし女である以上は躊躇ってはいけない。私は日本製でないと安心できなかったのでスペースが許す限り持参しましたが、それはそれとして興味本位で買った現地の市販品もそれなりに使えました。大体のメーカーに羽ついてます、ただ下着への粘着力が強いことと全体的に薄い作りで吸収力がちょっと不安という印象です。ちゃんと比較していないのでわかりませんが、軽い人なら現地調達でもいいと思います。
めんぼう:数日分持参すればよかったのですが、ないと思って準備してしまった。どんだけ文化レベルをなめているんだ?と今は思います。
携帯ウォシュレット:念には念をで持参したが、サニーナとお尻セレブで乗り切れました。これについては改めて記事にします。
ティッシュ:普通のティッシュを持参しましたがマルタでも普通に買えます。それでもウェットティッシュは日本から持参したものの方が使い勝手が良かった。緊急用にポケットティッシュはダイソーで買った水に流せるものも用意しました。水に流しはしませんでしたが、普通に持っていたら便利です。
小型ファブリーズ:冬だし洗濯も思ったより多くできたけど、靴やコートなどで結構使用しました。なんていうか、習慣です。

 

生活用品

折り畳みハンガー:2本用意。折り畳みである必要はなかったけれど、服の管理や洗濯物を干すのに使用しました。実際は現地に置き去りにされた余り物なんかもありましたが、2本と言わず5,6本持って行っても良かったです。
洗濯ネット:4つくらい用意。あっても、くたびれ具合は早かった気がします。
洗濯バサミ付の物干しロープ:洗濯物を干せる環境が読めなかったため。なくても干せたけど、何人かが一気に洗濯をした時などはスペース省エネに活用できました。
S字フック:ハンガーと同じでそこそこ役にたったものです。大小1つずつ持って行きましたが、特に大きいものは3つくらいあっても良かったです。
折り畳みバケツ手洗いを覚悟していたので用意したが完全にスベった。マルタの生活水準レベルをなめぎている。
エコバッグ:めちゃくちゃ役に立ちます。コンパクトで畳みやすいものがいいです。ビニール袋はもらえないし、現地の市販エコバッグの耐久度を考えたら1つあると便利!
100均の財布:長財布を使っていたのですが現地では控えたほうがよい、という記事をみかけて調達しました。が、あまりにチープ過ぎて不便だったので、使わなくなった古い小さめの財布は保管して旅行の際にご利用するのが良いとおもいます。ほんとここは100均にすべきではなかった…。

 

薬など

常備薬:保険契約はしていても、可能な限り医者と関わらないで済ませたかったので、常備薬はかなり揃えて行きました。太田胃散、正露丸、Vicks、葛根湯、龍角散、ユンケル、ロキソニン、粉ポカリ、冷えピタ、バンドエイドなんかを少しずつ持参。一人暮らししてる時よりもガッツリ準備したのでそれなりに費用が飛びます。
クレベリン:風邪に気を付けるべし、とブログで見かけたので。効果があったかはわからないが、ひどい風邪は引きませんでした。
マスク:海外はあまり使用しないの?咳き込む人はいてもマスクしてる人をほとんど見かけなかったです。自衛のために使えば良かったんですが、浮くので全然使わないまま…多めに持参したけどほとんど未使用。往復の飛行機で使用したくらい。
体温計:使いはしなかったけど、万が一必要になったときどう入手してどう使えばいいのか謎だったので自分で体調を判断するために持参しました。

 

家電系

変換プラグ:BFを2つ持参。滞在中に他の国をバンバン旅行したい人なら万能なやつを1つ持っていけばコストはともかく便利だろうと思いました。
延長コード:何かで参考にしたから持参しました。が、折角コンセントを量産してもそこに差すものがそんなになかった!それでも電源ポイントを延長できたのは良かったです。もしルームメイトが日本人だけだったり、部屋のコンセント数が少なかったら活躍したと思います。
ドライヤー:変圧器も含めて持参したのに、真っ当に機能しなかったのでわざわざ買い直した。適当に安い物を現地購入が確実です。冬はドライヤーないとしんどいですが夏なら買わないかも。

 

キッチン周り

ジップロック:一応持って行ったもののあまりに自炊しなかったので余りました。
菜箸:上に同じく一応は自炊するつもりで持っていきましたが、使用したのは片手で数えられる回数です。
日本食:一応自炊をするつもりで(中略)処遇については別の形でまとめます。
保存バサミ:自炊はともかく間食したものをいい具合に保存するためには必要不可欠です。ぜひ2つ3つ持って行くべきです。

 

本・文房具

英語のフレーズ集:持っていったがほとんど読まない。むしろ頭に叩きこんでいくのが正解で、実地で使うものではないです。
ガイドブック:下調べには活かせるけど、現地で使うものではないです。事前に調べてグーグルマップでハートを付けるくらいで丁度いいかと思います。
ノート:方眼のルーズリーフを持って行きましたが、もう少ししっかりしたレポートパッドでも良かったかも。
ふせん:大きめのを持って行きました。ルームメイトとのちょっとしたやりとりに活用しました。勉強中にいくつかマーキングしたい時などにチェック用で追加購入してしまったので、100均で1つあると便利だと思います。
ペン:ボールペンを数本に、シャーペンとマーカーを数本用意しました。普通に勉強するだけなら十分ですし現地でも買えますが、結構蛍光ペンは何色か持って行けば良かったと思いました。
折り紙:さすがにもう折り紙なんてベタなものウケないのではと思ったが全然ウケた。

 

ぬい

いらねーだろ!と思うでしょう?オタク魂だけで連れてきたけれど、お出掛けに連れていくメンタルは持ち合わせておらず、ほとんど出すチャンスはなかった代物。完全にただの荷物!たまに見て自我を取り戻すのに役に立ったりしたので、精神安定には使えます。

留学準備①スーツケース

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せいぜい1週間未満の旅行しか経験がなく、実に6年振りの海外。何をどれだけ用意したらいいのかもわかってないので、スーツケースの購入は非常に迷いました。
各ブランドの比較や使用感の情報については既に沢山の記事やサイトがあるので、私は自分が選んだ時のポイントと実際使った感想をまとめます。

 

ソフト or ハード

航空会社の規定は「3辺合計158以内で23kg以下を2つまで可能」でしたが、往復の移動を (大して体力に自信のない女) 一人で2つカバーするのは後免被りたかったので、2ヶ月くらいの滞在なら100L前後1つでもOKという言葉を信じ、サムソナイトで106Lのスーツケース (ソフト) を購入しました。購入の決め手はタイヤの形状と強さ、前後左右への移動が苦でないこと。オタクとして少なからずカートを引いてきた身、サイズに関わらず利便性で譲れないポイントです。
見出しにしているソフトかハード問題ですが、ハードの安心感と旅行っぽさ、雨にも強いところは捨てがたいです。…が、ハードで軽いものを探したらまぁまぁ値段が張ります。スリや盗難についてはハードでもやられる時はやられるという一文を見かけて同意しかなく、むしろ心構えの方が大事じゃね?と判断。自分はさらに、そこそこのものを買っても次にいつ使うチャンスがある?と冷静になったら、こだわり過ぎる方が馬鹿らしくなりました。
ソフトを選んで良かったことはもう1つ、もし道中でスーツケースを開けねばならなくなった時に縦状態でも一応開けられる点。横にしないと開けれないとか無防備過ぎないか?その瞬間にスリにあったらどうする?トランクを開け放してスリを追いかけるのか?と危機管理アラートが想像を膨らましたが、まぁ、そんな状況には陥らなかったけど。私は運がいい…。

 

買うなら…

まず可能な限り現物を探した上でAmazonで購入しました。言うまでもないことですが、軽さ・引いた時の滑らかさ・タイヤの形状・大きさ・触り心地・ハンドルの可動域などをしっかり確かめて納得して買うことお勧めします。というかAmazonにした理由は欲しかった色がなかったのと持って帰るのが面倒だっただけなので、手頃な値段で買えるならその方がいいに決まってる。
ちなみにレンタルや海外旅行によく行く友人に借りるのも手と伺いましたが、万が一破壊やロストなどトラブルが起きた時に対応が面倒になるのは避けたい。レンタルは短期ならまだしも長期だと言うほど安く感じなかったし、留学に使えるスーツケースを所持している人なんて滅多にいません。貸し借りに要する時間や、お礼とかに気を回すくらいならサクっと勝った方が気持ちが楽です。

 

実際に詰めてみた

なんで梱包中の写真を撮っておかなかったんだ…。だからといって再現をする程のエネルギーはない。持っていった荷物は追々述べるとして、正直1つだとかなりパンパンになりました。使わなかったものも結構あったり、その辺の女子よりは服装とかに頓着しない私でも服が嵩張ります。そして、嵩張るくらい詰め込むとクッソ重いッ!(フォントを変えたい程度には)行きの総重量はおよそ21kg。余力を残していたとはいえ小学生(低学年)一人分くらいって重いのは当たり前。幾ら送迎してもらえてもバリアフリーになっていても、1つ運ぶのが限界です。エスカレータに乗る瞬間の角度調整しんどいし、電車に乗る時ホームのあの微妙な隙間がとてつもなく憎かった
帰国時は消耗品などが減るから軽くなる想定でいましたが、2ヶ月の海外留学のテンションをなめてはいけない。なんだかんだ買い物をしていたら、むしろ増えて帰国時は22.8kgになりました。空港で量った瞬間拳でガッツを決めました…。よほど心を強く持たないと行きより荷物を減らす、なんて出来ません。

『マルタ留学』に辿りつくまで

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『はじめに』が映画泥棒なら、ここはDOLBY。別に読まなくてもいいけれど、「私が留学するに至る心の動き」で記事の嵩上げを行います。

 

私にとって「海外留学」という響きは漠然としたインテリ漂う言葉で、元々の語学力や語学への関心と意欲、何より経済的に余裕がないと行けないものだろうという先入観で成り立つ単語でした。たぶん日本国民の大半は似たような印象を持っているのでは。
高1の夏にクラスメートが(まだ知り合って3ヶ月も経っていない中)アメリカに留学すると聞いた時。当時は只々すごいな、お金持ちや…と感じました。英語の授業は寝るか漫画を読むための時間くらいに考えていたので、英語なぞ話せなくても構わない…柔らかい表現でいえば「英語食わず嫌い」直で言うなら「馬鹿」です。ましてネットもADSLがあるかないか、スマホなんて未来の道具もない頃の自分には、日本を離れるなんて無理だ…と思っていました。

 

無理だと思っていても「外国」への関心とは別腹。
幼少期から脳に染み付いているものが2つあって、1つは映画『ホームアローン』です。ラストにツリーの下で子供たちがプレゼントを開けるシーンとか今でもテンションあがる。未だにあがる。外国のクリスマスに対するイメージはここで出来てしまったと言っても過言ではない。いつか海外でクリスマスを過ごしてみたいなと思いました。
もう1つは、イギリスというかロンドンに対する謎の好感度の刷り込みの原点になっているハウス食品の『ピーターパンの冒険』。名作です。イギリスの子供部屋ってなんであんなに可愛いの?ツインテール女子かわいい!大分余談になりました。その他の思い入れはあり過ぎるのでここでは割愛します。

 

食わず嫌いだったけれど、外国は好きという面倒くさい大人になった結果、それなりに試しました。留学するまでにメールフレンドや英会話、アプリやらで独学の勉強もやってみました。語学は決して嫌いではないと今でこそ思うのですが、自分に合った勉強の仕方を理解していなかったんでしょう。何よりちゃんと覚えようという意思が弱かった。目的がフワっとしたまま行動しても長く続かないので身に付いてません。
以前勤めていた会社の同僚がワーキングホリデーでイギリスに行った話を聞いた時、その行動力や「イギリス留学」の響きに憧れと羨ましさを感じても、話を聞くまでワーキングホリデーという単語すら認知していなかった程度には自分には縁のないものだと思っていた「海外留学」です。
それがアラフォーがチラつき始めた年齢で諸々のタイミングが重なり次第に…やるなら今しかねーZURA 攘夷がJOY JOYが攘夷!と意識し始めて、結果として短期とはいえ留学に行ってしまったのだからマジJOY。

 

クソオタクなので国擬人化の影響と『魔法使いの嫁』に影響されて留学するならイギリス一択だったんですが、ポンドよろしくイギリス留学は安くなかった。じゃあワーホリはどうだろうと調べたら年齢的にアウト。そりゃあそうだよね。調べるほどに薄給社畜には到底難しく、せいぜい長期旅行でリフレッシュするのが限界か…と思いはじめた時に『ボランティア留学』というものを知りました。これは現地で働きながら英語を勉強できるというのでちょっと本気で検討したんですけど、いかんせんボランティアできる程度のベース語学がなかった!むしろ難易度は単なる留学より高い!…詰んだ!

 

ところで『マルタ』をご存知ですか?いや、このブログを見に来てくださった方はご存知だと思うのですが、自分が留学するまでマルタといえばFGO。つまり全く認識していませんでした。すまない無教養で!!思い返したら、いつかの歴史の授業で聞いたか、猫が沢山いる島をテレビか何かで見た記憶は薄っすらありましたが、どちらにせよ本当にマルタ国民には申し訳ないと思っています。けれども、いざ留学することが決まってから人に報告する度にマルタとは?と解説しまくったので(説明しなくても知っていたのは、おおよそ10人中1人くらい)幾らかマルタの認知度向上に貢献したと思いますね!※2018年度時点

 

そうしてボランティア留学、というか留学を具体的に考えて逆に諦めはじめた時に「ヨーロッパで治安がそこそこ良くて物価も高過ぎずイギリス英語を学べる国」と教えてもらったのがマルタです。
全然眼中になかったマルタは、目標・能力・時間全ての条件を踏まえた上で現実的で無理がないー…!スパイダーを教えてもらった三雲修の心境。ありがとうキトラ…。

はじめに

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 数多ある留学体験ブログの中から発掘くださりありがとうございます。際(きわ)と申します。
2018年の秋の終わりからマルタ島に2ヶ月語学留学をしてきました。この記事は、マルタについて知りたい人には全然重要ではない際の個人的な話です。映画でいうならNO!MORE映画泥棒くらいの位置づけです。

 

元々留学すると決めた時にウン十万かけて国を出るのだから、何かしらで記録を残したい=ブログをやるとは決めていたのですが、日記なんて主に個人サイト全盛期に日々の愚痴を散らしていたくらいです。とりあえず現地では日々の行動や感じたことをメモをし続けるのが精一杯。
そうして貯め込んだ留学中の記録も帰国後1ヶ月経過しクラウドストレージの肥やしになりかけていたので、やっとこさ重い腰をあげました。誰のためでもなく自分のためではあるけれど(自分が最も自分のブログにアクセスするだろうと思ったら広告なんぞ見たくないため) 有料でこさえています。地味に。

 

自分なんかの留学ブログを読む人なんているのだろうか?と始める前から疑心暗鬼になりましたが、かく言う私も行くまでにどころか、ほんのわずかに「旅行ではなく留学で海外に行ってみたい…かも」と脳裏を過った時から、留学した人のブログを漁ってはイメトレや妄想を働かせた身。昔培った壁打ちメンタルを思い出してやるしかない。

一般的に留学とは相応にお金も時間も掛かるもの。まして同じ国、同じ言語が目的だとしても絶対に同じ体験にはならないでしょう。
だから、その投資した分を自分の中の良い思い出に留めておくのは惜しい!平たく言うとめっちゃ聞いてもらいたいんです。拙い書き殴りの文章になると思いますが、もし同じように迷ったり妄想したりしている方がいたら、成功例に見えなくてもいいので検討材料になれたら幸いです。

 

しかしながら、ブログ主のスペックは大分偏りがあります。
 ・アラフォー手前の社会人
 ・性別:一応女
 ・人生の9割はオタク
 ・6年前のTOEICは300点くらいの語学力

ブログの体裁や文章には上記の偏りが影響すると思いますので、予めご容赦いただけると助かります。もう少し若けりゃこんな明け透けに自己開示しませんが、悪い意味で恥じらいが失せてきました。兎に角、自分のようなポンコツでも留学できたのだから勇気と希望を与えたいね!Google翻訳というかスマートフォンの力は偉大。
世界のどこかでもし!留学を躊躇っているいい歳のオタクがいたら、別にオタクでなくてもいいですが、年齢や語学力、ましてや趣味嗜好で諦めんなよ!と鼓舞できれば之幸い。むしろここまで手遅れになる前に早く行かねばと背中を押せたら何よりです。


1つ大事なことを宣言しておくと、継続投稿できる自信がない。